ちょこちょこG HUBには不便に感じる部分があったのですが、今回はその中でも結構面倒なトラブルでした。
通常、PCをスリープにするとファンなども停止するはずなのですが、なぜか今回は画面だけが暗くなり、パソコン本体は動き続けているような状態に。
ファンも回ったままで、完全にスリープへ移行していないようでした。
原因が分からず、PCを完全にシャットダウンしたり、再起動してからスリープにしたりすると正常に停止することもあったため、何かしらのアプリやブラウザが影響しているのではないかと考えていました。
そして、ようやく見つけたのがLogicool G HUB関連のプロセスでした。
今回は、G HUB関連のタスクを終了することで改善した、スリープ中にファンが回り続ける現象の対処方法を紹介します。
Logitech G HUBが原因で、スリープ中もPCのファンが回り続ける現象の対処法
まずはすぐに出来る対処法の紹介です。
G HUBのアップデート処理がバックグラウンドに残り、Windowsがスリープに移行した際にファンが回り続ける場合の対処方法です。
G HUBの再インストールは不要です。
対処手順
① タスクマネージャーを開く
キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押すと、タスクマネージャーを開けます。
② G HUB関連のタスクを終了する
タスクマネージャーから、以下の3つのプロセスを探します。
-
lghub_updater.exe -
lghub_agent.exe -
G HUB
それぞれ右クリックして「タスクの終了」を選択します。
③ PCをスリープモードにする
3つのタスクを終了した状態で、通常どおりPCをスリープモードにします。
対処結果
今回のケースでは、この方法によって、
-
スリープ移行後もファンが回り続ける現象が解消
-
G HUBの再インストール不要
-
設定やプロファイルの削除不要
という結果になりました。
ポイント: G HUBのアップデートが残り続けている場合は、スリープに入る前に3つのタスクを終了させることで改善する可能性があります。
ただ、これでも「毎回やらないといけない」というのがデメリットですね。
Logitech G HUBが原因でPCがスリープしない・勝手に復帰する場合の対処法
今回はコマンドプロンプトなどを触らずに対処したかったのですが、原因を探っているとLogitech(Logicool)のゲーミングソフトウェア「G HUB」を使用していると、PCが自動でスリープに入らなかったり、一度スリープに入っても勝手に復帰してしまったりする現象が報告されています。
海外の掲示板Reddit(r/LogitechG)などでも、「G HUBを起動しているとスリープが数秒で復帰してしまうが、終了すると正常にスリープできる」といった悩みが多数投稿されており、再インストールでは直らないケースが多いようです。
本記事では、海外の有志によって共有されている知見をベースに、「PCが自動でスリープに入らない場合」と「スリープ後すぐに復帰してしまう場合」の2つの症状に分けて、原因の調べ方と解決手順を解説します。
【⚠️ 実行前の重要な注意点】
本記事の解決策では「コマンドプロンプト」を利用します。そのため、必ず「理由(コマンドの意味)のわからないままコピペで使う」というのは避けましょう。
ネット上にはよく「動画コメントなどでこれで解決するかも?とあたかも直るかのように ALT + F4 押してみて!(※試さないで下さいね、今開いてる画面が強制終了する罠です)」といった冗談のようなものがありますが、画面が閉じる程度のイタズラならまだしも、コマンドプロンプトの場合はPCの重要なシステム設定に影響を与えてしまう可能性があります。
本記事では入力するコマンドの意味もしっかり解説していますので、内容を理解し、納得したうえで自己責任で実行してくださいね。
1. まず症状を切り分ける(重要)
G HUB関連のスリープトラブルには、大きく分けて以下の2パターンがあります。原因によって対処法が異なるため、まずはご自身の症状を確認してください。
- PCが自動でスリープに入らない(アイドルスリープの妨害)
一定時間放置しても画面が消えなかったり、消えてても画面表示はされずとも完全なスリープに入らなかったりする状態です。G HUBが出している「電源要求」が原因のケースが多く、コマンドでのオーバーライド(無視設定)が有効です。
※私の環境下の場合はこちらが多かった。 - スリープに入るが、数秒〜数分で勝手に復帰する
手動や自動でスリープした直後、ファンが回ってログイン画面に戻ってしまう状態です。これは電源要求ではなく、G HUBの仮想マウス・入力デバイスなどの復帰信号(ウェイクイベント)が原因のケースが多く、別の対処が必要です。
※これらも該当する場合もあるがだいたいは「私の環境だとWindowsのアップデート更新があるとこれになりやすい気がします」
2. PCがスリープに入らない場合の対処(電源要求を無視する)
コマンドプロンプトを使用して、G HUBが出す「スリープを妨げる要求」をWindows側に無視させます。
※G HUB自体を終了したりアンインストールしたりするものではなく、G HUBは通常どおり動作します。コマンドは内容を理解したうえで、必ず管理者権限で実行してください。
手順①:現在の電源要求を確認する
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
実行後、[EXECUTION] や [AWAYMODE] などの項目に lghub_agent.exe が表示されている場合、G HUBがバックグラウンドでスリープを阻止しています。
(※バージョンによりプロセス名が lghub.exe となる場合もあるため、実際の表示に従ってください)
手順②:要求をオーバーライド(無視)する設定を実行する
以下のコマンドは、「EXECUTION」と「AWAYMODE」の両方が表示されていた場合の入力例です(成功メッセージなどは特に表示されません)。
【重要】オーバーライドは、手順①で実際に表示された要求種別だけに設定してください。関係ないものまで指定すると意図しない動作を引き起こす可能性があります(例:[EXECUTION] しか表示されていない場合は、末尾の awaymode は省いて実行します)。
【コマンドの解説】
| 部分 | 意味 |
|---|---|
powercfg |
Windows の電源設定管理ツール |
/requestsoverride |
特定の呼び出し元からの電源要求を上書き(無視)する |
process |
対象の種類(プロセス単位で指定) |
lghub_agent.exe |
対象のプロセス名(G HUB の常駐エージェント) |
execution |
「処理を継続するためシステムを稼働し続けてほしい」という要求を無視する |
awaymode |
画面と音だけ消して裏で動き続ける「アウェイモード」への移行要求を無視する |
この設定により、G HUBが「処理中だからスリープしないで」と要求を出しても、Windowsがそれを無視して正常にスリープへ移行できるようになります。設定はレジストリに保存されるため、PCを再起動しても効果は維持されます。
手順③:設定が適用されたか確認する
以下のコマンドを実行します。何も指定せずに実行すると、現在の設定一覧が表示されます。
実行結果の [PROCESS] 欄に、lghub_agent.exe EXECUTION AWAYMODE (※設定した内容)と表示されていれば設定完了です。
※元に戻したい場合(設定の解除)
要求の種類(execution awaymodeなど)を省略し、プロセス名のみを指定して実行すると解除されます。
※このコマンドは、対象プロセスに設定されているすべての要求種別のオーバーライドを一括で解除します。
再度 powercfg /requestsoverride で確認し、表示が消えていれば解除完了です。
3. スリープ直後に勝手に復帰してしまう場合の対処案
手動でスリープを選んでも数秒で勝手に復帰してしまう場合、前述のオーバーライドコマンドでは解決しない可能性が高いです。以下の手順で復帰原因を特定し、デバイス側の設定を見直します。
※私の環境下の場合はWindowsアップデートがある時などは更新後スリープが完了する事が多いため、参考程度として下さい。
直前の復帰原因を調べる
コマンドプロンプトで以下を実行し、直近でPCを復帰させた原因の手掛かりを確認します。
また、現在PCをスリープから復帰させる権限を持っているデバイスの一覧を確認します。
※これらのコマンド結果は必ずしも原因を断定できるものではなく、原因が「不明」となる場合もあります。あくまで原因デバイスの候補を絞るための手掛かりとして使用してください。
対処:デバイスマネージャーで復帰を無効化する
上記の一覧にマウスやキーボード、または「Logitech Virtual Mouse」などの関連仮想デバイスが表示されている場合、わずかな入力検知でPCが起きてしまっている可能性があります。
- スタートボタンを右クリック > 「デバイスマネージャー」 を開く。
- 「マウスとそのほかのポインティング デバイス」 などを展開する。
- コマンド結果の手掛かりをもとに、該当するデバイスを右クリック > 「プロパティ」 を開く。
- 「電源の管理」 タブを開き、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外す > 「OK」。
(※該当する項目が複数ある場合はそれぞれ確認してください。タブが存在しないデバイスもあります)
※どうしても直らない場合、powercfg /waketimers コマンドで「ウェイクタイマー」が設定されていないか、ネットワークアダプターの「Wake on LAN」が誤作動していないかも確認してみてください。
4. コマンドを使わない代替案
「コマンドプロンプトを触るのが不安」「設定を変えずに回避したい」という場合は、以下の方法でも対処できます。
| 方法 | 内容・注意点 |
|---|---|
| システムトレイから手動終了 | 最も手軽で確実な方法です。スリープにする前に、タスクバー右下の通知領域(システムトレイ)にあるG HUBアイコンを右クリックし、「終了」を選んでからスリープさせます。 終了後、再度 powercfg /requests を実行して要求が消えたか確認すると確実です。※私は元々はこちらを実践していました。 |
| タスクスケジューラでの自動化 | スリープ時にG HUBを終了し、復帰時に再起動するタスクを作成する方法です。ただし、トリガーとなるイベントID(42、506、507など)はWindowsのバージョンやスリープ方式(従来のS3かモダンスタンバイか)によって異なります。 ネットの情報をそのまま入力せず、必ずご自身の「イベントビューアー」で実際のスリープ/復帰時のIDを確認してから設定してください。 ※こちらは私は未実施となります。 |
5. 押さえておくべき注意点まとめ
- SYSTEMやDISPLAYの要求への対処について
今回のコマンド例で対象にしたのはEXECUTIONとAWAYMODEです。powercfg /requestsを実行した際、もし[DISPLAY]や[SYSTEM]の欄にlghub_agent.exeが表示されている場合は、状況に応じて追加の指定が必要になる場合があります。まずはご自身の環境の実際の表示を確認してください。 - 原因に合わせた対処を
「アイドルスリープの妨害」と「勝手な復帰(デバイスによるウェイク)」では根本的な原因が異なります。まずはご自身のPCで起きている症状をしっかり確認してから対処を行ってください。
G HUBの再インストール後のスリープが完全停止を維持出来るかの再現性について【追記予定】
現在確認中です。
こちらも再インストール後、しばらくして問題なさそうなら追記したいと思います。
ロジクール製品のオススメ紹介【特に左側にマウスを置いて操作したい人向け】
G HUB使う理由としては「マウス」「キーボード」などかなり便利だからですね。
特にG502 HEROはG502 HEROは右手向けのエルゴノミクス形状なのですが、左利きでもキーボードの左側にマウスを置いて操作しても問題ないぐらいです。
元々はロジクールのG300sシリーズの両利き用を使っていたのですがなかなか在庫もなくなったためこちらに切り替えました。
キーボードはG613ですね。
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これ「2つのパソコンに対して1台で済む」というのが便利です。
G1~G6まで、ボタンもあり結構これが便利です。ショートカットを設定出来るのが強みですね。



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