現在、X(旧Twitter)のトレンドでも大きな話題になっている「Windowsペイントの脆弱性」問題。
「たかがペイントでしょ?」と侮ってはいけません。実は今回発見された脆弱性(CVE-2026-83844)を放置すると、悪意のある第三者にPCを不正操作されてしまう恐れがあるんです。
しかも厄介なことに、いつもの「Windows Update」だけではペイントは最新版に更新されません。
そこで今回は、ご自身のPCが安全かどうかを見分ける「バージョン確認方法」と、安全の目安となる「バージョン 11.2609.401.0 以上」へのアップデート手順を画像付きで分かりやすく解説します!
Windows 11でペイントのバージョンを確認する方法と更新
方法① ペイント側で現在のバージョンを確認する
まずは、お使いのペイントが最新版にアップデートされているか確認しましょう。
- タスクバーの虫眼鏡(検索)をクリック。
- 検索欄に「ペイント」と入力。
- 表示されたペイントを開く。
- 右上の歯車マーク(設定)をクリック。
- バージョン情報を確認する。
【修正済みの目安】
11.2609.401.0 以上
※すでにこのバージョン以上の場合は、対応不要(安全)です。このバージョン未満なら、以下の手順で手動更新が必要です。
方法② Microsoft Storeから更新する(バージョンが古い場合)
-
Windows下部にあるタスクバーの虫眼鏡(検索)をクリック
※基本は下にあります。 -
検索欄に「Microsoft Store」と入力し、検索結果からMicrosoft Storeを開きます。
-
画面左下の「ダウンロード」(または「ライブラリ」)をクリック
※Windowsの環境によって表記が異なる場合があります。 -
画面右上の「更新プログラムを取得する」をクリック
※私の場合は3のダウンロード画面を開いた段階で、自動的に諸々ペイント以外のアプリも更新されだしました。 -
ペイントの更新が表示されたら、更新を実行します。
※注意:ストアで更新しても最新版にならない場合
実際に、Microsoft Storeの自動更新を有効にしていたにもかかわらず、ペイントが「11.2603.251.0」のままだったという実測例も報告されています。Microsoft Storeで手動更新を確認しても更新が表示されなかったとされており、自動更新を有効にしているだけでは、修正版が適用されているか確認できないケースがあるようです。
また、会社支給のPCなど、管理設定でMicrosoft Storeの利用が制限されている場合は、ご自身で更新できないことがあるため、社内のIT部門・管理者に確認してください。
なぜ「ペイント」の更新をやらなければならないのか
今回、Windows 11に標準搭載されている画像編集アプリ「ペイント」に、セキュリティ上の深刻な脆弱性(CVE-2026-83844)が発見されたためです。
この脆弱性はCVSSスコア8.1(重要)と評価されており、条件次第ではネットワーク経由で攻撃者によって不正なコードを実行されるなど、PCの安全性に影響を及ぼす可能性があります。
ペイントは普段から画像の編集やスクリーンショットの加工などに使われる身近なアプリですが、標準搭載されているからといって安全とは限りません。今回の修正は通常のWindows Updateとは別にMicrosoft Store経由で適用されるため、普段ペイントをあまり使わない人も、セキュリティ対策の一環として最新版への更新とバージョン確認をおすすめします。
出典・参考情報:
Microsoft Security Update Guide (CVE-2026-83844)
(※2026年11月時点の情報)
ペイント更新のまとめ
今回の脆弱性を修正するには、Windows Updateではなく、Microsoft Storeからペイント自体を更新する必要があります。
Windows Updateが最新の状態でも、ペイントのバージョンが古いままになっている可能性があるため、以下の3点を確認しておきましょう。
- 更新方法: Microsoft Storeから手動で更新を確認する。
- 修正版の目安: バージョン 11.2609.401.0 以上
- 確認方法: ペイントの設定画面からバージョン情報を確認する。
自動更新が有効でも最新版になっていない場合があるため、手動で更新状況を確認することをおすすめします。
2026年は、情報の流出やアカウントの乗っ取りなど、セキュリティリスクがより一層高まっています。「Windows Updateをしているから安心」と思い込まず、日頃からアプリの更新を習慣づけて、自分のPCを守る環境を整えていきましょう。



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