資産運用をしてみたいけど、FXほどレバレッジが大きくて元手より大きな損をするのが怖い。株式も、すぐ値動きがあって買い時も売り時も分からない…。
少額1万円からすぐに始められる不動産クラウドファンディングを知っていたでしょうか?
資産運用の一つとしてソーシャルレンディングの「オーナーズブック」を知っておきましょう。
ソーシャルレンディング「オーナーズブック」基本情報
オーナーズブック | |
---|---|
運営会社 | ロードスターキャピタル株式会社 |
開始年数 | 2014年9月 |
資本金 | 5億4,955万円 (資本準備金とあわせて10億8,910万円) |
累積投資額 | 121億600万円(ロードスターキャピタル側) |
会員登録 | 無料 |
審査 | 有 |
会員数 | 2,500人突破(2016年8月時点) |
形態 | 不動産に特化したクラウドファンディング事業 |
案件内容 | 都内不動産物件(担保有) |
最低出資額 | 1万円 |
運用利回り | 2.0%~6.0% |
分配 | 毎四半期(元本は一括) |
運用期間 | 1ヶ月~24ヶ月 |
手数料 | 投資口座への振込:ユーザー負担 個人口座への振込:300円(+消費税・地方消費税) |
備考 | 第二種金融商品取引業・助言代理業 一般社団法人 日本投資顧問業協会 外部監査:平成27年、平成26年の12月期に実施済 |
年齢制限 | 申請段階で20歳以上75歳未満の方 |
ソーシャルレンディング(クラウドファンディング)サービスとは
資金を借りたい事業者と投資家をインターネット上で結び付け、「融資型(貸付型)クラウドファンディング」とも呼ばれ、イギリス発祥の新しい金融サービスです。
最近は未公開株式なども解禁されていたはずですね。
又、個人では投資することのできなかった大きい資金を必要とする投資案件へも「ソーシャルレンディングサービス」を活用することで、参加することが可能となりました。
「オーナーズブック」の武器【日本初の不動産特化型】
- 日本で初めて不動産に特化したクラウドファンディングとして誕生!
- リスク表示がグラフで視覚化!
- 全ての案件につき、不動産投資の専門家が精査!(取締役副社長は不動産鑑定士)
- 投資同士で独自のSNSでの交流が可能
- 高利回り
- 選べる投資期間(1ヶ月~24ヶ月)
- 少額投資(1万円から選べる)
公式サイト、運営会社の情報を見る限りはかなりしっかりしている情報量と言えます。
ソーシャルレンディングという分野でも最低1万円からの投資なので、これは初心者にとってもやりやすいでしょう。
心配!という方も案件さえあれば最低1万円から始められます。
私がソーシャルレンディングという分野で最も良いなと思っている部分は「ほったらかし」です。
仕事をしてても、ゲームをしてても、寝てても、食事をしてても、毎月分配(オーナーズブックの場合)されます。
こうした専門家に任せたほったらかし運用は、時間がない方向けですね。
リスク表示といったオーナーズブックで確認できる情報
オーナーズブックには、こういったリスク分析が表示されています。
基本は
- 募集総額
- 予定運用期間
- 予定利回り(年換算)
- 投資概要
- おすすめポイント
- 部兼リスク分析
- 財務構造
- 物件概要
- スポンサーについて
- 周辺状況
などですね。投資する私達にとってもリターンが勝つのか、リスクが勝つのかの判断基準にもなります。
あなたにとってリスクが上回れば、当然どれだけリターンが美味しそうでも投資すべきではないです。
こうしたユーザーにとってのリスクがどこまであるのか等、判断材料となるものが少しでも多くあるのがオーナーズブックの魅力でもあります。
後は公式ブログもあるため、投資前など更なる知識を得るには良いかと思います。
申請後、のんびり実際に投資に移るか確認というのもありです。時間を有効活用していきましょう。
OwnersBookの最下部にある「OwnersBookの他のサービス」から確認出来ますね。(2016/11/13調べ)
運営会社について【ロードスターキャピタル】
ロードスターキャピタルは2012年という設立自体もまだまだ浅い会社です。
ですが、累積投資額が121億円を超えていたりと凄まじい額ですね。これからも分かる通り、不動産投資に強い人達が集まった会社です。
そしてそれを裏付けるというわけではないですが、きちんと経常利益を発表している会社です。
上場企業なら当たり前ですが、もしかしたら上場も狙っているのかもしれませんね。
年度 | H24年12月期 | H25年12月期 | H26年12月期 | H27年12月期 |
---|---|---|---|---|
総資産額 | 34,106 | 585,843 | 3,231,780 | 6,023,080 |
純資産額 | 11,333 | 85,042 | 664,460 | 1,609,689 |
売上高 | 31,164 | 251,332 | 756,856 | 2,988,929 |
経常利益 | 1,893 | 127,857 | 201,256 | 681,706 |
(単位:千円)
となっています。
少なくとも開示されている情報を信じるのであれば、調子の良い企業と言えます。
経常利益を社員数で割ったら、22人(社外役員除く、業務委託、パート社員含む、2016年4月1日現在)ですので2015年時の計算で言えば1人辺りの売上が3,000万円超えになるのですか。
2016/11/1だと、社員数も27人となっています。その場合は、2,500万円超えですね。
オーナーズブックで分かりやすい情報として、運営会社がどういったメンバーで運営しているかを公開しているというのは、自身のお金を投資していいかどうかの一つの判断材料となるでしょう。
2016年2月に行われた株式会社カカクコムによる普通株引受(第三者割当増資)
そういえば、2016年2月に行っていますね。
ただ、その時期(2016年2月)のカカクコム側でのプレスリリースで見当たらないのが気がかりです。この辺しっかり載せてくれるとより「オーナーズブック」の信用度合いも上がってくるのですが。
しかし、価格.comのソーシャルレンディング比較で最も上位表示されている会社はどこだと思いますか?
ズバリ「OwnersBook」です。
基本的に一番トップに来る紹介会社や比較時などはクリックされやすいです。
さらっと比較の出資社/株主構成のところに「当社役職員他 50.8%」と記載があるのでやはり関係は十分ありそうです。
続いて「maneo(営業開始は2008年10月)」ですね。これは納得です。maneoはSBIソーシャルレンディング(営業開始は2011年3月)並に安定しているとは感じています。
ただし、maneoは平成22年の1月19日に金融庁の調査を過去に受けていますし、延滞した案件に対してしっかりとした開示がなされていなかった件は指摘されていました。
3番目にみんなのクレジット(営業開始は2016年4月)も紹介されていたりもします。
どういう思惑での増資引受かはわかりませんが、関係性は見え隠れする表かと思います。
ロードスターキャピタル側では、きちんとパートナー企業としても「株式会社カカクコム」の名前がありますね。
もう一つのパートナー企業として取り上げられているRenren Inc.とは
他にはRenren Inc.ですね。こちらもまた2014年、2015年時に株式引受を合計3度行っています。Renren自体がNY証取に上場している企業です。
聞いたこともない人も多いかもしれませんが、中国最大のSNSである人人網(レンレンワン)ですね。
要はIT分野ですね。ロードスターキャピタル側としても、このクラウドファンディング事業面はやはりフィンテック関連(ITと金融)という事もあり相乗効果もあるのかもしれません。
この辺は、IT分野企業との提携が実際になっている事からも、IT分野面の強化は十分図られているように感じました。
ソフトバンクが大株主をやっている所です。
海外 2016年11月11日 17:02 現在(米国東部時間)時のソフトバンク保有時価総額に関しては260億円です。
代表取締役社長について
岩野 達志 氏ですね。
<保有資格>不動産鑑定士、宅地建物取引士
経歴も載っていますが、長くなるので割愛しますが、今までで案件総額3,000億円以上の投資を実行しているようです。
オーナーズブック自体にもブログがありますが、誰が書いたかはわかりません。ただ、岩野 達志 氏はマネーの達人の方に記事がありました。
2016年4月、5月、8月に投稿を確認できます。
記事内容としては当然「クラウドファンディング」ですね。
その中で
現在、日本においては行政の指導により運営会社は借主の詳細な情報を開示することができません。
と語っているように、この辺が私やあなたにとって結構ネックです。
実際、投資する際に多くの情報を仕入れようと思っても、その情報自体が開示されてるかと言えば、全然だったりします。
ただ、オーナーズブックではリスク表示をしている事から良心的ではないかと考えます。
ですので、大事なのは審査する側(リスク表示を載せている)である運営会社の情報収集も必要ですね。
今回で言えば「ロードスターキャピタル」になります。
少なくとも、岩野 達志 氏の執筆を見る限りおおよそ私も同じ考えを持ったという事です。こうした社長といった人物がどういう考えを持っているか等情報が出てるのは良い事です。
一番は、企業自体が上場企業であったりすると社会的信用性も実に高くて投資もしやすいですね。
動画で分かるオーナーズブック代表取締役社長
動画でもありますが、メディア向けソーシャルレンディング勉強会にも登壇していたりします。
その動画の中でも、宅建を持っている人が10人と語っていましたね。
ゴールドマンの不動産屋のOBが6人といっていた事も、運営公式サイトの主要メンバーにも経歴が載っていました。
まさしく不動産のプロが集った感じなので、目利きに関しては疑う余地もないというよりもこの辺まで疑って掛かったら何も信じられません。
そして、動画中にもIT会社との提携もしたいと語っていた通り、実際その後IT会社との提携も実現しています。
これはこのオーナーズブックにも実に益があるかと思うので注目ですね。
ソーシャルレンディングサービスのリスクは色々あるけど
出資分が金銭リスクとなりますので、当たり前の話ですが「余剰資金」で利用していきましょう。
ソーシャルレンディングサービス自体はリスクもあるけど利益を得られるサービスです。
つまり、オーナーズブックで言えば最低1万円以上のリスクを許容できるかどうかです。
いわば、貸付型となる不動産案件ですので、
- 元本割れリスク
- 運営会社がなくなれば元手そのものが帰って来ない
といった部分でしょうか。基本ソーシャルレンディング自体はリスクがあるものと考えましょう。
その上でリスクを上回ったリターンが貰えるのかどうか、慎重に考えて投資を実施していきましょう。
リスクがあるのはイヤ!という方は、やはり定期預金といった超安全策を選ぶべきです。
個人的に最もオススメしているのはポイントサイトですね。こちらであれば、元手0円なので金銭的リスク0で気軽に始める事が出来ます。
ソーシャルレンディング「オーナーズブック」まとめ
リスクもあれば、それだけのメリットもあるわけです。
動画や記事など様々な情報からも分かる通り、オーナーズブックに関しては調べたらきちんと情報が出てくる企業であるのではないでしょうか。
そういう意味では、運営会社がある程度信用出来るのか、社長がどういった人物なのかは分かるかと思います。
後はオーナーズブック自体をチェックしつつ、投資案件の情報も見て自分で投資して良い物件なのかどうかをきちんと把握していきましょう。
こうする事で、あなたにとって本当に金の卵を生むサイトであるのかどうかが判断できます。
どれだけ魅力を感じたとしても全財産を投入みたいな事だけは避けましょう。あなたにとって負えるリスクの範囲でやる。
これは投資という分野で最も大事な事はリスク管理です。 リスクは必ず分散する、リスクは必ずあなたが耐えれる範囲で収める。
簡単に言えば、預けたお金どうなるんだろう…不安だなと日頃思うようであれば、それはあなたのリスクを超える投資である可能性が高いです(心配症の方も居るでしょうが)
不安で仕方ない投資は、もう投資ではなくギャンブルの類です。ぜひ、リスク管理だけはしっかりと事前に決めて余剰資金のみでやりましょう。
虎の子のお金で投資を始めようとしている方必見!
まずはポイントサイトで副収入を生み出す工夫を始めましょう。とはいえ、最初はお小遣い稼ぎ程度になるかと思います。
ですが、そういった細かな収入こそが大事な訳です。
ソーシャルレンディングも似た感じです。定期預金よりも大きな収入が見込めるからこそリスクを負うつもりで始めようか考えているかと思います。
ですが、それこそ細かな差であればポイントサイトで毎月、数千円~数万円稼ぐ方が遥かに安全策と言えます。
- 上場企業であるGMOグループの運営
- 運営歴は10年を超える実績
- プライバシーマークもあるから当然個人情報的にも安心
- 登録も無料、元手0円のため金銭的リスク0で開始出来る
- 儲からないなと思えばその時すぐ辞めれる
特に精神的にとっても楽です。
ソーシャルレンディングはやめたいなと思っても投資したらキャンセルや途中解約など出来ません。そういった意味でも辞めたくなったら辞めれるポイントサイトは誰にでもオススメ出来ます。
無料コンテンツの質・量を兼ね揃えているコンテンツの帝王ポイントタウン!
最低換金額が100円なので、初心者に優しいポイントサイトです。
【ポイントタウンの攻略・評判まとめ情報】
今年おすすめのポイントサイトのランキング!
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ソーシャルレンディング・クラウドファンディング比較まとめ
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SBIというネームバリューこそ安心要素でしょう。初心者の人はこういった身元が凄くハッキリしている所から始めるべきです。
伊藤忠商事が株主というのが安心要素の一つでしょう。何よりセミナー実施率が高いです。こういった人前に出て広めるのはとても大事ですね。
同じく1万円から始められるソーシャルレンディングです。
証券会社が運営しているソーシャルレンディングと言えばココです。2017年1月には応募総額100億円を突破済みです。
同じく1万円から始められます。
クラウドファンディングではあるものの、アニメ・ゲーム・クリエイター作品特化の購入タイプのクラウドファンディングですね。
完全受注生産なども選択肢として存在します。
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